不妊学級の講義のまとめ(2010年度)
@タイミング療法のみの妊娠率・・・・・・2−5% ⇒ 一般治療
A超排卵法とタイミングの妊娠率・・・・・・10−15% ⇒ 一般治療
BAIHによる妊娠率・・・・・・10−20% ⇒ 一般治療
Cその他(HSGや、腹腔鏡での妊娠等)・・・・・・2−5% ⇒ 一般治療
一般不妊治療による妊娠率・・・・・・計24−45%
DARTによる妊娠率・・・・・・20−35%
不妊治療による総妊娠率・・・・・・計44−80%
- ヒトは妊娠しにくい哺乳類であると認識する(2年で妊娠しないのは不自然で、自然<タイミング>妊娠に固執しないほうが妊娠のチャンスが多い)
- 女性の年齢が重要(35−37歳を境に急激に妊娠数は低下)生理があれば妊娠できるわけでない
- 男性は有効精子が900万以下では一般不妊治療(AIHまで)では妊娠は困難な事が多い(ARTによれば対応は充分可能、状況に応じてART選択を)
- 治療開始後満2年以上過ぎたらARTのステップアップを考慮!
- 夫婦の話し合いが充分なカップルほど妊娠成功率が高い
- 医師と患者さんの相性も重要(信頼関係なしに治療成立なし)
- 現時点で妊娠率が良くないグループは体外受精で卵の発育が悪い方(4個以内の採卵)や40歳以上の高齢不妊、男性因子で特に睾丸よりの精子のみしか採取できない方(TESE症例)、子宮内膜が薄い(7〜8mm以上発育しない)グループなど
- 時にはカウンセリングの利用や、セカンドオピニオンも選択肢に入れる
- 日常生活では全面禁煙、男女とも「血流を良くする」食生活を工夫する
- ネット情報は程々に参考に、医学常識から離れたものも少なくない
- 自費部分の医療費を含んで、10万円を超えたらすべての医療費を年度末調整で税金の還付を受ける(家族単位)。高額医療費は保険部分で高額医療費療養制度(申請で戻る)も利用できる
- 2004年度から国、県又は市の共同で行政から高度生殖医療への補助金が出る。制限はあるが、これを積極的に利用するとともに、国に対し健康保険適用を働きかけよう!
赤字は特に重要です。
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