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不妊症の原因は?


 妊娠するには、女性側に受精可能な卵が排卵されること、男性側に受精可能な精子があり、タイミング良く両者が出会うことが必要です。通常、卵と精子の出会いは、卵管膨大部ですので、この受精の場が正常である事が必要です。受精した卵は分割(細胞分裂)を繰り返しながら子宮に向かい、6日位で子宮壁に着床し、これが妊娠の成立で以後胎児として、約280日間子宮内に育って分娩に至ります。人間の場合、10位の関門があり、従ってこの中のどこかの段階に異常があっても不妊症となるわけです。動物として考えた場合、ヒトは妊娠しにくい動物と考えられます。


◆女性不妊の場合には下図のどの部位でも
不妊症の原因となり得るために
検査治療が複雑化していきます。◆



 男性不妊の大部分は、90%が精子を作る能力の低下(造精機能)であり、乏精子(数が少ないか、運動精子が少ないこと)が大部分で、これは喫煙などの環境因子や生活習慣によるところが多く、有効的な一般治療があまり多くないのが特徴です。

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