LOGO 不妊センターの紹介


体外受精・胚移殖などの最新の生殖医療を希望される方へ


体外受精胚移殖により、多くの不妊患者さんがその恩恵を受けられるようになってきました。しかし体外受精は万能ではありません。出来るだけ通常の方法で妊娠を試みて駄目なときに試みる手段です。したがって、体外受精を勧められた方は、当院の方法を十分に理解した上、治療を受けるようにしてください。不妊学級の受講もしてください。


---適   応---
  1. 卵管の通過性を認めないとき

  2. 男性不妊で人工授精で成功しないとき

  3. 子宮内膜症で、他の治療法で、妊娠しないとき

  4. 坑精子抗体陽性の方

  5. 原因不明長期不妊(受精障害や機能性不妊の難治性不妊の症例)
---方   法---
(成功率を高めるため、色々の工夫がされていますが、要はいかによい卵を多く採取できるかです。具体的には次の手順によります。)
  1. 通常、採卵前の周期の高温相7−8日目「スプレキュア」又は「ブレセキュア」という点鼻薬を用います。この薬にてよい卵を、多く発育させるのが目的です。現在はアンタゴニスト法で、より簡易になっています。

  2. 生理3日目より卵胞刺激ホルモンを7−8日連日注射します。これで多くの卵の発育を促します。

  3. エコーやホルモンの測定で採卵のタイミングをはかります。

  4. 充分な発育を見たところで、午後9時15分ごろにHCGの注射をします。

  5. 翌朝で、点鼻は中止致します。(アンタゴニスト法では、この点鼻はすべて不要です)

  6. 前日はゆったりした気分でお過ごしください。

  7. hCG注の35時間後の朝不妊治療室にて採卵を行います。充分に麻酔を行いますので、痛みは心配ありません。その日の午後に帰宅できます。採卵時には、同時にご主人の精液を採取していただきます。(以後卵と精子の培養がはじまります。)。

  8. 翌日卵の受精を確認して、翌々日(48時間後)に分割卵を子宮内に戻します。指定された時間までに来院してください。その後からは着床を助けるために黄体ホルモンの座薬を1日2回使います。使用終了後は、妊娠の有無をしらべます。

  9. 胚盤胞移殖の場合は、さらに3〜4日後に移殖となります。同一周期に、分割卵と胚盤胞の2回を戻す2段階移殖も行われることがあります。

(注)低刺激採卵法としてHMG注やブセレキュアなどの点鼻を用いないで排卵する方法(クロミッド周期採取法やフェマーラ採卵法)も可能です。詳しくは不妊症Q&Aで確認ください。
---顕 微 受 精 の 場 合---
上の7.までは、全く同じ手順です。採卵後に精子を選んで、1個の卵に1匹の精子を顕微鏡下で、卵細胞内(ICSI法)に注入、受精させます。以後は体外受精と同様です。受精率や妊娠率は、ほぼ通常の体外受精と変わりません。
---卵 の 凍 結 ・ 保 存---
体外受精で使用して残った余剰卵については、凍結保存し次回の自然周期又は、ホルモン補充療法による周期で子宮内に戻すことが可能で、妊娠率もほぼ新鮮卵と変わりません。又、通常は4〜8細胞での凍結を行いますが、細胞分裂の進んだ胚盤胞(着床寸前の卵)も、ガラス化法という方法で凍結保存が可能です。身体的にも、金銭的にもメリットがあり、利用しましょう。
---最 新 の 治 療 法---
Q&Aに表記されてる胚盤胞移殖(5〜6日間、体外培養する)の他にも、Assistrd Hatching(AH)と呼ばれる方法も有効と考えられ、当院でも行っております。これは図のように卵の周りをとりまく透明帯を着床しやすいように、一部分を薄くする方法で容易にふ化させて、子宮内膜に着床させようとする試みで、すでに多くの患者さんにも施行、妊娠に成功しております。2005年より最新のレーザーによるAHも行っております(下図参照)。
---治 療 費 に つ い て---
残念ながら、最新不妊治療(ART)の大部分は健康保険が効きません。当院の自費部分については不妊症Q&AのQ17に明示いたしました。また当院は『不妊治療に健康保険を』の署名運動グループに参加しております。ぜひ参加ください。
2010年より、条件はありますが5年間にわたり、初回は年3回、以後年2回まで1回15万円の公的補助が都市町村などから出ています。8割の方が利用できるようになる見込みが政府筋から出ています。当院は指定機関となっています。神奈川県以外方も利用できますので、ぜひ利用しましょう。
Assistrd Hatching


最新レーザーによるアシストハッチング
最新レーザーによるアシストハッチング

不妊センターの紹介インデックスページへ



HOME